2024年2月7日,原虫病研究センターにおいて,Dr. Consuelo Almazán(Autonomous University of Queretaro, Mexico)による講演「Tick Research in Mexico: Advances and Future Perspectives」を開催しました。Babesia bigemina,B. bovis,Anaplasma marginaleを媒介するオウシマダニRhipicephalus microplusは,メキシコの家畜において対策を取るべき最も重要なマダニです。今回のご講演では,オウシマダニの生物学的特性やこれまでの抗マダニワクチン開発に関連する多くの研究成果についてご紹介いただきました。当日は18名のポスドク・大学院生などが参加し,講演後には活発な質疑応答,意見交換がなされました。
(文責: 白藤 梨可 )