2022年11月7日,JICA Knowledge Co-Creation Program (KCCP) 課題別研修「人獣共通感染症対策(寄生虫病含む)研究者育成」コースのオンライン研修がスタートしました。今回の研修員は計14名(エチオピア6名,コンゴ3名,ウガンダ2名,ザンビア2名,パラグアイ1名)でした。来日前のプレパートとして,受入れ教員による講義を受講し,各自研究テーマの立案を行いました。
2023年1月31日には研修員の来日が叶い,2月2日には原虫病研究センターにおいて歓迎式ならびに研修員による自己紹介の発表が行われました。
2023年2月6日~9日にはハンズオンセミナーが開催され,各研修員は分子生物学的実験の基礎を学びました。
(講師:麻田正仁 准教授,白藤梨可 准教授,菅沼啓輔 助教,武田洋平 助教,Dr. Nanang Rudianto Ariefta,渡邉(潮)奈々子 特任研究員,Dr. Uday Mohanta,Dr. Azirwan Guswanto,Dr. Maria Angenica Fulo Regilme)
ハンズオンセミナー終了後は各研究室において各自研修を受け,様々な研究手法を学びました。
1泊2日の札幌研修旅行では,北海道大学・人獣共通感染症国際共同研究所並びに総合博物館を訪問し,高病原性ウイルスによる人獣共通感染症や日本の科学研究に関する知識を深めました。
そして,2023年4月26日に閉講式が執り行われました。約3か月間学んだことや帰国後のプランについて研修員全員が発表し,式の最後には修了証書が授与されました。
研修員皆さんのさらなるご活躍を心よりお祈りいたします!
(文責: 麻田正仁,白藤梨可)