2019年12月8日から11日の日程で、河津信一郎教授、鈴木宏志教授、菅沼啓輔助教がフィリピンカラバオセンター(Philippine Carabao Center: PCC)、フィリピン大学ロスバニョス校獣医学部(University of the Philippines Los Banos, Faculty of Veterinary Medicine: UPL-FVM)を訪問しました。水牛はフィリピンにおける象徴的な家畜であり、特に農村部での使役動物、乳肉などの畜産物の生産に重要な家畜です。PCCは疾病・育種・畜産製品の開発など水牛に関する総合的研究を行う研究機関であり、今回の訪問では水牛由来の人獣共通感染症に関する研究打ち合わせを行いました。またUPL-FVMでは、原虫病研究センターの紹介及び節足動物媒介性家畜原虫病に関する講義を行いました。
本渡航は日本学術振興会拠点形成事業(アジア・アフリカ学術基盤形成型)の支援により行いました。
(文責:菅沼啓輔)