ピロプラズマ病は,牛や馬等の家畜動物に発熱や貧血等の疾患を引き起こし,世界で深刻な経済的被害をもたらしています。しかしながら,現在のところ有効な対応策がありません。そこで,そのピロプラズマ病に対する薬やワクチン等の制圧法を確立するために,ピロプラズマ病やピロプラズマ原虫を媒介するマダニに関する疫学調査,薬やワクチンの開発等を行っています。また,ピロプラズマ病に対峙している海外若手研究者を受け入れて,研修と人材育成に取り組んでいます(写真:スリランカからの短期研修員との記念写真)。
この文を書いた人 | 横山 直明 教授 |
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所属 | 原虫病研究センター/高度診断学分野グローバルアグロメディシン研究センター/獣医学研究部門 |