白と黒の模様の「ホルスタイン種」という牛は,体が大きいのに臆病で,でもとても人懐っこく,何にでも興味を示して遊んでみたり,とてもかわいい動物です。
みんな同じような白黒の牛ですが,実は一頭一頭の個性豊かで日々乳牛に接していると色々な発見があり,それが次の研究につながったり,もっと牛を好きになるきっかけにもなっています。
そんなホルスタイン種の母牛たちは,私たち人間にたくさんのミルクを提供してくれます。
でもそのために時には体に大きな負担かかり,時には病気になり,それが治らないと子どもを産めなくなる,つまりミルクが作れなり乳牛としての寿命を終えてしまいます。
人に恩恵を与えてくれるかわいい乳牛に少しでも健康に長く生きてもらいたいと考え,日々研究をしています。
この文を書いた人 | 川島 千帆 准教授 |
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所属 | 畜産フィールド科学センター研究域/生命・食料科学研究部門/家畜生産科学分野/生産管理学系 |