肉用牛

肉用牛は飼料の内容や給与量が異なると成長,牛肉の品質や生産量が異なります。せっかく,育てた肉用牛ですので,その牛の能力を十分に発揮させ,皆さんに”おいしい”と言ってもらいたいですよね。お母さん牛も子牛を産むために飼われていますので,できるだけ多くの子牛を産むような栄養状態で管理してあげないと牛がかわいそうです。
また,与える餌もできれば地元で作られた餌を与えることで,”十勝オリジナル牛肉”や”十勝生まれの子牛”など十勝地域のアピールや地域の方々との一体感も出てくるのではないかと思います。
大学だけでなく地域の方々と一緒に肉用牛生産の活性化ができれば幸いです。

この文を書いた人 撫 年浩 教授
所属 研究域/生命・食料科学研究部門/家畜生産科学分野/生命科学系