牛は飼い主によく似ます。やさしい飼い主に育てられるととてもフレンドリーに、逆もしかり。人の気持ちは牛に伝えることができます。しかし、それはその人のセンスがものを言います。牛はグルメです。ちょっとでも気に入らないものが入っていると口を付けません。あの大きな口と舌で牧草の柔らかい(おいしい)ところだけを器用に選んで食べます。牛はきれい好きです。乾いてきれいなふかふかの寝床を探して寝ます。また、水桶にごみがあると舌でそれを飛ばします。
畜大には牛がたくさんいます。思いっきり牛に触って、牛のエキスパートになりませんか?

この文を書いた人 草場 信之 准教授
所属 畜産フィールド科学センター