スタッフ

南保 泰雄

教授

研究テーマ

馬の内分泌検査および超音波画像検査による疾患検査法の開発
馬の生殖補助医療、生産管理方法に関する研究

所属・担当

グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門

研究域 獣医学研究部門 臨床獣医学分野 産業動物獣医療学系

動物医療センター センター長

動物医療センター 産業動物診療科

グローバルアグロメディシン研究センター 獣医学研究部門長

学部(主な担当ユニット)

獣医学ユニット

大学院(主な担当専攻・コース)

獣医学専攻

研究分野 馬臨床繁殖学, 生殖内分泌学, 画像診断学, 馬生産獣医療学, 人工授精, 受精卵移植, 生殖補助医療
キーワード ホルモン, 内分泌, 免疫組織化学, 馬, 超音波, 繁殖, 妊娠, インヒビン, アクチビン, 抗ミューラー管ホルモン, インシュリン様成長因子(INSL)

研究紹介

ウマの生殖機能調節やホルモンの作用,診断法の開発に関する研究を行なうとともに、繁殖牝馬の生産管理上の諸問題について調査、研究に従事している。地域に密着した馬産業への貢献を目指すとともに、馬を通じた教育・研究・社会貢献を推し進めている。”Think globally! Act locally"

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • 北海道和種とコネマラ種を用いた人工授精、受精卵(胚)移植、受精卵凍結保存
  • 重種馬の生産獣医療
  • 馬妊娠期の生殖内分泌の解明
  • 馬の繁殖疾病に関する新しいホルモン診断法の確立
  • 3Dカメラを用いた非接触体重測定法の開発
関連産業分野 獣医学, 畜産学, 内分泌学, 馬学
プロジェクト 障がい者乗用馬ならびに在来馬の生産法確立事業
馬介在活動室が、障がい者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰を受賞
所属学会 日本ウマ科学会, 日本獣医学会, 日本繁殖生物学会, 日本獣医師会, 日本生殖内分泌学会
Editorial Board
  • Japanese J. Vet. Res; 2015-., , J. Equine Sci; 2009-.
学位 博士(獣医学)
資格 獣医師
居室のある建物 産業動物臨床棟
メールアドレス ynambo atmark obihiro.ac.jp

卒業研究として指導可能なテーマ

  • 乗馬、在来馬の人工授精、受精卵(胚)移植に関する研究
  • 重種馬の生産獣医療学
  • 馬妊娠期の生殖内分泌の解明(インヒビン、アクチビン、抗ミューラー管ホルモン、インシュリン様成長因子Ⅲなど)
  • 馬の繁殖疾病に関する新しいホルモン診断法の確立
  • 3Dカメラを用いた非接触体重測定法の開発

メッセージ

2014年3月に着任いたしました。前職(JRA)時から今日まで馬に関する研究に携わることができました。馬の繁殖生理は他の動物には見られない特異的な機構を多く有しています。前職ではサラブレッドの繁殖管理に関する調査研究を実施してきました。同じ点(普遍性)、違う点(特異性)を追求し、その理由やしくみを考えることはとても魅力的な研究分野だと思います。得られた知見を臨床にフィードバックし、現場の目線に立った改良、普及に努めることも大切です。これからも臨床と研究を両立させ、地域に根差した馬産業の発展に寄与できるよう、精進したいと思います。馬、臨床、研究、その他に興味のある学生さんとの出会いを楽しみにしています。