文部科学省では,障がい者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人または団体のうち,活動内容が他の模範と認められるものに対し,文部科学大臣表彰を行っています。
このたび,本学馬介在活動室が取り組む「人と馬の絆による教育・研究・社会貢献活動」が文部科学省からの推薦を受け,平成30年度文部科学大臣表彰を受賞しました。
本学では,「人と馬の絆による教育・研究・社会貢献活動」を,学生の協力を得ながら組織的に実施しています。特に,2014年に馬介在活動室(室長 南保 泰雄教授)を設置してからは,障がい者への乗馬体験事業(社会貢献活動)に加え,障がい者乗馬に関わる教職員及び学生への技術指導(教育活動),障がい者乗用馬の生産に関する研究(研究活動)等,精力的に活動を展開しています。
このたびの受賞は,障がい者への直接的な生涯学習支援活動にとどまらず,教育活動,研究活動を通じた継続的,発展的な支援活動が認められたものです。
南保 泰雄馬介在活動室長は,「本学の特色である馬に関する活動が評価され,このような栄えある賞を受賞できたことを大変光栄に思います。本学教職員はもとより,学生の協力が無ければ取組みを続けることはできませんでした。学生の皆さんに感謝いたします。また,本活動に多大なご理解,ご協力をいただいている地域の皆様に深く感謝を申し上げます。」と受賞の喜びを語りました。



