7月10日(日)畜産フィールド科学センターにおいて、公開講座「ふれあい牧場 親子体験学習」を開催しました。
今年度は牛舎改修工事のため、学内の教職員家族に限定して開催しました。当日は、朝から雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でしたが、親子10組(36人)が参加しました。
開会挨拶 小池センター長
雨天のため屋内での開催となりました
「乳牛の秘密~からだの仕組みと生活~」をテーマに、本学の別科(酪農専修)の2年生が企画、小学校低学年の児童に合わせた乳牛に関する学習を行いました。
1時間目は子牛について、子牛への哺乳やブラッシングの体験、2時間目はエサについて、牛の4つの胃の仕組みを学んだ後、サイレージや配合飼料を混ぜて牛のエサを作りました。
3時間目は牛乳について、搾乳のしかたを練習した後には本物の牛で搾乳を体験しました。
このほかトラクターとハーベスターに試乗体験するなど、盛りだくさんの内容で酪農の一部を体験してもらいました。
別科2年生が先生役で進行
子牛への哺乳を体験
エサを作ってま~す
胃の中には小さな虫みたいなのがいっぱいいました
クイズに挑戦
正解をめざして真剣です
搾乳を体験~上手に搾れたね~
トラクターの試乗は大好評でした
子供たちからは「子牛にミルクをあげるのや乳しぼりが楽しかった」、「他のことも知りたくなった」、「トラクターに乗ったのが楽しかった」などの意見が多くありました。
保護者の方からは、「学生の皆さんが一所懸命に進行している様子がすばらしかった」、「とてもわかりやすく、子供たちも楽しく参加できました」、「搾乳体験が子供にとってよい思い出になった」などの感想が寄せられました。
今回は学内の教職員家族限定での開催でしたが、新型コロナが収まれば、学外のお子さんやご家族向けに実施して、乳牛や酪農に関する興味を持っていただけるよう取り組んでいきます。