挨拶

令和6年4月

この度、帯広畜産大学家畜防疫研究室は、新たに植物防疫に関する機能を強化し、家畜・植物防疫研究室に改組いたしました。前身の家畜防疫研究室は、国内での口蹄疫発生を契機に平成23年に設置され、以降、家畜防疫に関わる人材育成に努めてきましたが、本道の基幹産業である農業を発展させるためには、家畜防疫だけではなく農作物においても病害虫から守る、すなわち植物防疫を徹底していくことが重要です。そこで家畜・植物防疫研究室では、大学キャンパス内の家畜飼育施設・圃場全体を防疫モデル農場に位置づけ、家畜と植物の防疫の実践を通して人材育成を行うと共に、応用研究を推進してまいります。そして、取り組みの成果を地域の関係機関と連携して情報発信してまいります。

家畜・植物防疫研究室長
教授 草場 信之