スタッフ

石井 利明

教授

研究テーマ

脳・神経系における生理機能の解明、パーキンソン病に併発する難治性認知障害の発症機構の解明とその治療薬の開発、認知症やてんかん予防に有効なプロバイオティクスと脳腸相関に関する研究

所属・担当

研究域 獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系

動物・食品検査診断センター センター長

学部(主な担当ユニット)

獣医学ユニット

大学院(主な担当専攻・コース)

獣医学専攻

研究分野 神経科学, 薬理学, 生化学, 分子生物学, 神経化学, 脳神経生理学
キーワード パーキンソン病, 認知障害, 記憶の消去, 学習, 長期抑制, 海馬, 歯状回, 5-HT4受容体, セロトニン, ドパミン, 創薬, 予防・治療薬, 医薬品開発, ホスホジエステラーゼ, ビフィズス菌, 腸脳相関, プロバイオティクス, 癲癇, ニューロプシン, キンドリング, 黒質, 線条体, 離乳, 自給本能, サーカディアンリズム, 夜行性, 探索行動, 食情報調節, インテグリン, インテグリンリンクドキナーゼ

研究紹介

マウスなどの実験小動物や培養神経細胞を用いて、脳・中枢神経系の生理機能の発現や脳神経変性疾患の発症機構の解明とその治療・予防薬の開発に取り組んでいます。脳の生理機能に関しては、哺乳動物の乳仔が短期間に急激な発達を遂げる離乳期の脳に着目し、離乳後に顕在化する自給本能(授乳期の母乳吸乳による受動的な食行動が自ら餌を探し獲得する自発的な食行動に移行する生得的能力)の発現と夜行性行動の獲得(動物成体が示す夜行性日内リズムの完成)に関する分子機構の解明を行っています。また、脳の病気に関しては、パーキンソン病に併発する難治性認知障害の発症機構の解明とその治療薬の開発、当該認知障害やてんかん予防に有効なプロバイオティクスと脳腸相関に関する研究を行っています。

離乳期の脳の発達 -自給本能発現-
パーキンソン病に併発する難治性認知症の治療薬 -5-HT4受容体作動薬-
パーキンソン病に併発する難治性認知症の発症機構と神経回路
パーキンソン病に併発する難治性認知症の予防に向けたプロバイオティクス -Bifidobacterium

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • 脳変性疾患の発症予防に有効なプロバイオティクスの作用機構解明と脳腸相関
  • パーキンソン病に併発する難知性認知症の発症機構の解明と治療・予防薬の開発
  • 離乳期に顕在化する自給本能の発現機構の解明
  • てんかんに有効なプロバイオティクスと脳腸相関
学位 博士(農学)
資格 獣医師
居室のある建物 総合研究棟1号館
メールアドレス ishii atmark obihiro.ac.jp