7月15日(土)畜産フィールド科学センターにおいて,地域の方々に酪農の魅力を理解していただくことを目的に,公開講座「ふれあい牧場 親子体験学習」を開催しました。
当日は朝から小雨模様のあいにくの天気でしたが,新しくなった牛舎を会場に親子9組19名が参加しました。
開会挨拶 小池センター長
別科(酪農専修)2年生が先生役を務めました
「乳牛のひみつ~からだのしくみとせいかつ~」をテーマに,本学の別科(酪農専修)の2年生が企画,参加した小学校5~6年生の児童に合わせクイズ形式も取り入れて乳牛に関する学習を行いました。
1時間目は子牛についての授業として子牛への哺乳(ミルクやり)やブラシかけを体験,2時間目は配合飼料やサイレージを混ぜて親牛のエサづくり,3時間目は牛の4つの胃の仕組みを学んでから,顕微鏡で第一胃の中の微生物を観察しました。
子牛へのミルクやり,上手にできたね!
顕微鏡を覗いて胃の中の微生物にびっくり!
4時間目はいよいよ搾乳(乳しぼり)の体験です。搾乳のやり方を練習してから本物の乳牛を搾乳しました。
乳しぼりを初体験
ハーベスターにも試乗しました
子供たちからは「乳しぼりとミルクをあげるのとクイズが一番おもしろかったです。牛乳が大好きなので,これからも飲もうと思っています」,「牛もかわいくて前より牛が好きになりました」,「また参加したいです」など好評のようでした。
保護者の方からは「親子で楽しむことができました」,「牛乳を飲む前にこれだけのエサや水,手をかけて育ててことがよく分かりました。生産者目線はなかなか知ることができないので貴重な体験でした」などの感想が寄せられました。