研究者名 | 橋本 靖 准教授 |
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所属 | |
専門分野 | 微生物生態学、菌学、森林科学 |
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研究シーズ
- 2. 飢餓をゼロに
- 15. 陸の豊かさも守ろう
カビやきのこの働きを理解して森林や農地の適正な維持・管理を目指す
キーワード
カビ・きのこ・森林・共生
研究内容の特徴
【目的】
生態系の維持に関わる菌類の役割を解明する。
【特徴】
森林や耕作地でのカビ・きのこについて、生態学的に研究をしています。特に、植物と共生して成長を良くしたり、病害を防いだりする、菌根菌や内生菌について主な対象としています。
技術アピール・マッチングニーズ
- 菌類(カビやきのこ)は森林や畑で様々な働きをしています。
- 有機物を分解して窒素やリンを植物が吸収出来るようにし、マツタケのようなきのこを作る菌は、樹木と共生し、樹木の成長を養分吸収を促進して助けるかわりに、樹木からもらった養分を使って美味しいきのこを作ります。
- このような菌類と植物の関係や、共生系の仕組みを解明・理解し、持続可能な農畜産業につなげたいと考えています。
参考資料等
- 森の針葉樹と相利共生しているきのこ(ドクツルタケ)
- アルファルファ根の共生菌(アーバスキュラー菌根)
- 海岸クロマツ根に共生したヌメリイグチの作る外生菌根
- 樹木の葉に無病徴で感染する内生菌