研究者名 | 谷 昌幸 教授 |
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所属 | グローバルアグロメディシン研究センター/農畜産学研究部門 |
専門分野 | 土壌学、作物栄養学、栽培環境学 |
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研究シーズ
- 2. 飢餓をゼロに
- 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 15. 陸の豊かさも守ろう
持続的な食糧生産を支える土壌の力を引き出す
キーワード
土壌肥沃度・土壌診断・土壌改良・施肥技術・スマート施肥・廃棄物利用・堆肥・スラグ
研究内容の特徴
土壌の機能を引き出して作物の力を最大限に発揮させ、安全かつ高品質な食糧の生産と供給を持続的に実践するための研究を行っています。
大学や研究機関の実験圃場ではなく、「生産者圃場」において現地調査や試料採取を行い、科学的な分析や解析を行うことにより、より実践的な成果を得て、「現場で使える技術を還元する」ことを目指しています。
地域の農協や企業はもちろん、国内外の企業や大学などと共同研究を積極的に行っています。
技術アピール・マッチングニーズ
- 「土壌の成り立ちを理解し、特性や素性を知る」:土壌断面調査やフィールド調査などを行い、採取した試料をラボで分析することにより、総合的に解析します。
- 「日本や世界の土壌肥沃度を調べて改良法を提案」:土壌調査や土壌診断により肥沃度に係る課題を抽出して改良法を探るとともに、圃場試験により有効性を検証します。
- 「土壌本来の機能である緩衝能や環境自律性を活用」:様々な施肥技術や土壌改良による改善策を探るとともに、資源浪費の抑制や廃棄物の有効利用を目指します。
参考資料等
- 十勝清水町のチモシー草地における牧草と土壌の調査
- 池田町ワイン用ブドウ畑で採取した土壌標本(モノリス)
- 帯広市の生産者圃場におけるバレイショの生育調査と土壌試料採取
- 鉄鋼スラグを施用した春コムギの圃場栽培試験における刈取調査