研究シーズ

  • 2. 飢餓をゼロに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

より良い飼養管理を消化管内から考える

キーワード
ウマ草食動物家畜栄養腸内細菌バイオインフォマティクス予防獣医
研究者名 矢野 琳太郎 特任助教
所属

研究域生命・食料科学研究部門/家畜生産科学分野/生産管理学系

専門分野 消化管微生物家畜栄養
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研究内容の特徴

「無事是名馬」という言葉がありますが、やはり“強くて健康な馬”を生産・育成することが理想ではないでしょうか。馬に限らず、生産性と健康の両立は、畜産現場における重要なテーマです。

本研究室では、動物の健康と密接に関わる消化管内微生物に着目し、宿主の健康状態やパフォーマンスに影響を与える要因を解明できるよう日々研究しています。

技術アピール・マッチングニーズ

消化管内にどのような細菌が、どの程度存在しているのかを、遺伝子網羅解析技術によって評価することが可能です。また、培養が困難な微生物についても、機能遺伝子解析を用いることで、その機能を推定できます。さらに、代謝物解析などを通じて、宿主の健康状態や運動パフォーマンスとの関連性も評価しています。

参考資料等

腸内の細菌叢構成に基づく階層的クラスタリング解析
嫌気培養による発酵シミュレーション
血液生化学分析