スタッフ

窪田 さと子

准教授

研究テーマ

フードシステムを包括的に評価することによって、安全の確保と安心を供給するシステムを明らかにする

所属・担当

グローバルアグロメディシン研究センター 農畜産学研究部門

研究域 環境農学研究部門 農業経済学分野 農業経済学系

高度人材共創センター 農畜産分野推進室

学部(主な担当ユニット)

農業経済学ユニット

大学院(主な担当専攻・コース)

畜産科学専攻 農業経済学コース

研究分野 畜産衛生経済学, 食品衛生経済学
キーワード 食の安全, 行動経済学, リスクコミュニケーション, GAP, HACCP, 消費者行動

研究紹介

  1. 家畜伝染病発生時のリスクコミュニケーションに関する研究:OIEや家畜伝染病法に規定されている家畜伝染病は、発生した場合当該畜産農家だけでなく地域経済にも影響を及ぼす可能性がある。そうした背景から、適時に的確な行動を起こすことができなくなる可能性も否定できない。本研究では、事前にリスクコミュニケーション方法を議論することにより、家畜伝染病発生時の円滑な情報共有と支援体制を支援することを目的としている。写真「人獣共通感染症に関する机上防疫訓練のワークショップ」参照。
  2. 食品製造管理の高度化に関する研究:食品衛生管理の基盤となっており、HACCPやGAPは各国でその導入が進んでいる。本研究では、HACCPやGAPの導入要因分析、経営分析、流通業者・消費者調査を進めながら、国内外の政策動向を取りまとめ、食品製造管理の高度化へ向けた段階的発展の課題と支援策について明らかにすることを目的としている。
人獣共通感染症に関する机上防疫訓練のワークショップ

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • 畜産農家間のリスクコミュニケーションに関する研究
  • 食品製造管理の高度化に関する評価
  • 消費者の食品表示に関する選択行動
所属学会 日本農業経済学会, 日本農業経営学会, 日本フードシステム学会, 北海道農業経済学会
学位 博士(畜産衛生学)
資格 JGAP(農産物)指導員:登録番号12187, JGAP(家畜・畜産物)指導員:登録番号L01946, ASIAGAP指導員:登録番号:A12187, 農場HACCP指導員
居室のある建物 総合研究棟Ⅰ号館
メールアドレス skubota atmark obihiro.ac.jp

卒業研究として指導可能なテーマ

  • 基本的にはどのようなテーマでも、学生の関心あることを研究対象とします

メッセージ

生きる上で不可欠な食は、生産から流通という様々な過程を経て、私たちの手元へ届き、消費されます。

食の生産や加工が私たちから離れていることから、「食べることができない」という状況は、海外はもとより、私たちの生活の中でも起きうる問題です。

持続的な生産・流通・消費を実現するためには、生産者や流通業者だけでなく、私たち消費者も責任を担う必要があるのです。

皆さんが普段生活している「当たり前」の中にも、課題はたくさんあります。
それに気づくか気づかないで、人生の楽しさは大きく変わります。
ぜひ、日々の気づき大切に大学生活を楽しんでください。