畜産フィールド科学センターにおいて、令和元年度生産獣医療技術研修の画像診断研修:繁殖管理コースを2019年12月20日(金)に開催しました。
この事業は、2017年より、産業動物医療現場における超音波画像診断装置を用いた牛の繁殖管理のための基礎技術を体系的に学習し、獣医師の日々の診療技術の向上に貢献することを目的に開催し、今回で3回目となります。 講義(超音波画像診断のための基礎知識、繁殖管理のための解剖学、卵巣生理、妊娠生理に関する基礎知識)と実技実習(超音波画像診断装置を用いた卵巣および子宮形態の観察と妊娠診断)を連携させながら研修を実施し、今回は募集人員12名を超える15名の道内の獣医師が受講しました。
受講生からは、「普段じっくり直検する機会はないのでこの機会自分の納得いくまでみられた」、「エコーを使った妊鑑の正確な技術は必要なので、今回の研修はとても有意義でした」等の感想が述べられ、充実した研修となりました。