研究シーズ

  • 13. 気候変動に具体的な対策を

北海道の冬期の寒さを活用した農産物のエネ貯蔵を目指す

キーワード
寒冷気候自然エネルギーアイスシェルター
研究者名 木村 賢人 准教授
所属

研究域環境農学研究部門/農業環境工学分野/農業環境工学系

専門分野 農業気象学
メールアドレス

研究内容の特徴

北海道の寒さによって製造された氷の凍結・融解過程で放出・吸収される潜熱を利用し、農産物の貯蔵に最適な低温・高湿環境を創出するための研究を行っています。

技術アピール・マッチングニーズ

  1. 「氷の効率良い製造・保管方法の開発」:低温・高湿環境の創出に必要な氷を自然冷気のみで効率良く大量(100トン以上)に製造し、その氷を夏の間維持する方法を開発する。
  2. 「地域によって異なる寒さの定量的な評価」:氷の製造に必要な寒さは地域によって異なり、さらに年によっても異なる。したがって、この不安定な環境下でも氷を確実に製造するため、各地域の寒さの定量化を目指し研究を行う。

参考資料等

氷の冷熱を利用した省エネ型貯蔵庫の概要
100トン以上の氷を確実に製氷するために必要な技術的課題について取り組んでいます。