研究者名 | 久保田 彰 教授 |
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所属 | グローバルアグロメディシン研究センター/獣医学研究部門 |
専門分野 | 毒性学、異物代謝学、環境化学 |
メールアドレス | |
関連サイト | http://www.obihiro.ac.jp/~toxicology/index.html |
研究シーズ
- 12. つくる責任つかう責任
- 14. 海の豊かさを守ろう
- 15. 陸の豊かさも守ろう
化学物質の毒性学研究により動物・食品・環境衛生の向上に貢献したい
キーワード
毒性学・薬物動態・環境化学・ゼブラフィッシュ・サイレージ・かび毒
研究内容の特徴
動物衛生・食品衛生・環境衛生の向上を目指した化学物質の毒性科学研究や希少動物の保全科学に関する研究を推進しています。
技術アピール・マッチングニーズ
- 『化学物質の有害性評価と毒性発現機構の解明』: ゼブラフィッシュをモデルとして、多様な化学物質の有害性(内分泌攪乱性、心血管毒性、発達神経毒性など)とその作用機序について研究を行う。
- 『粗飼料におけるカビ毒汚染の調査研究』: 粗飼料に残留するカビ毒の濃度をELISA法で測定し、汚染実態の解明と汚染の低減に向けた方策について研究を行う。
- 『希少動物の保全科学』: 薬理・毒性学的手法を用いて、タンチョウなど希少動物の生息域外保全に資する研究を行う。
参考資料等
- ゼブラフィッシュの成魚。私たちは主にその受精卵を用いて化学物質の有害性評価と毒性発現機構について研究しています。
- 発生初期のゼブラフィッシュの正常個体(上)、ダイオキシンを処置した個体(下)。ダイオキシン処置した個体では心血管毒性がみられます。
- タンチョウ。種固有の薬物代謝特性を明らかにすることで、タンチョウなど希少動物の獣医療高度化を目指して研究を進めています。
- バンカーサイロに貯蔵されたトウモロコシサイレージ。私たちはサイレージに含まれる、家畜の健康を害する恐れのあるかび毒を調査しています。