研究シーズ

  • 3. 全ての人に健康と福祉を

吸血節足動物とそれが媒介する病原体の検索

キーワード
吸血節足動物(主にマダニ、ノミ)・伴侶動物・野生動物・感染症
研究者名 松本 高太郎 教授
所属

研究域獣医学研究部門/臨床獣医学分野/伴侶動物獣医療学系

動物医療センター/伴侶動物診療科

専門分野 獣医内科学感染症学
メールアドレス

研究内容の特徴

マダニやノミといった吸血節足動物がどのような病原体を保有し、動物に媒介するかを明らかにする。対象となる動物は、犬や猫といった伴侶動物から、エゾリスやアライグマといった野生動物まで、様々である。

技術アピール・マッチングニーズ

吸血節足動物の病原体保有状況調査

【伴侶動物】

犬や猫に寄生するマダニやノミといった吸血節足動物が保有する病原体、特にアナプラズマ、エリキア、リケッチア、バルトネラについて明らかにし、これら病原体が犬猫に与える影響を明らかにする。

【野生動物】

エゾリスやアライグマといった人に身近な野生動物における吸血節足動物の病原体保有状況を明らかにし、犬猫や人の住環境に病原体が持ち込まれる可能性を明らかにする。

参考資料等

野外で採取されたヤマトマダニとシュルツェマダニ。
リケッチアやボレリアといった病原体を媒介する。
ノミから分離されたリケッチア属細菌。
ノミがリケッチアを媒介する可能性がある。