研究シーズ

  • 2. 飢餓をゼロに
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 15. 陸の豊かさも守ろう

作物、樹木、野生植物の診断と防除 〜植物病害診断いたします

キーワード
植物病害診断病原体の生態菌類卵菌細菌ウイルス線虫農薬抵抗性品種ゲノム
研究者名 中馬 いづみ 准教授
所属

研究域人間科学研究部門/自然科学・体育学分野/自然科学・体育学系

専門分野 植物病理学
メールアドレス

研究内容の特徴

目的: 植物病害によって生じる問題は多岐に渡ります。私は学生時代から一貫して、植物病原菌はフィールドでどのように変異してきたかということを、特にイネ科植物いもち病に関して、フィールド調査や染色体・DNAレベルの実験によって研究してきました。得られた知見は、現在十勝で発生している病害の研究や、病害防除に関する大学外での講義や講演に役立っています。このような視点から、効果的な防除手法や抵抗性品種の開発に資する知見を提供したいと思っています。

技術アピール・マッチングニーズ

  1. 作物(穀類、野菜、牧草、緑肥)、樹木(果樹、街路樹)の病原体を分離・同定し、病原性や生態を調査することで、適切な防除方法を提案します。
  2. 接種試験によって、病原体がどのような植物種に被害をおよぼすか(宿主範囲)、どのような品種が強い/弱いか(品種特異性)を調べます。
  3. 抵抗性育種に繋がる、植物と病原体双方の遺伝分析が可能です。

参考資料等

イネ科緑肥植物に激発したいもち病
いもち病菌 Pyricularia oryzae
防除によって健全に生育したブドウ