フードバレーとかち人材育成事業では,令和元年度農業生産者コースGAPセミナーを開催し,38名が参加しました。
本セミナーは全3回の講義からなり,2月4日に,第1回「GAP概論」を開催し,一般社団法人日本生産者GAP協会・白川 洋輔氏から,GAPについて解説していただき,全体像を学んでいただきました。
2月5日に,第2回「総合的病害虫管理」を開催し,本学環境農学研究部門・小池 正徳教授と,北海道立総合研究機構十勝農業試験場主査・三宅 規文氏から事例を交えて解説していただききました。
2月20日・21日には,第3回「HACCP構築手法」を開催し,本学元特任教授・佐藤 忠氏と,本学産学連携センター人材育成マネージャ―・藤倉 雄司の講義と実習を行いました。グループワークでは,農場の危害要因分析を行い,作物栽培の現場でどのようにリスクを低減するか活発なディスカッションが交わされました。
Asia GAPやGlobal GAPを取得する際に研修受講が求められている「総合的病害虫管理」および「HACCP構築手法」に関する研修については,今年度から有料講習とし,修了証を発行しました。
- 「GAP概論」
- 「総合的病害虫管理」
- 「HACCP構築手法」