9月18日(火)から28日(木)までの8日間,地域連携推進センターにおいて今年度入学の大学院生12名に対して集中講義形式によるHACCPシステム関連研修を実施しました。
前半の4日間は,山田 輝男客員教授(元日本ハム株式会社顧問)がHACCPシステム構築に必要な微生物の知識に関する講義,通山 志保客員教授(渡島保健所技術主幹)が食品関連法規と食品表示法についての講義,渡辺 信吾特任教授は食品加工・製造設備や機械の保守管理等について実際の機器を使用して,他では受講出来る機会が少ない実務経験に基づく講義を行いました。
後半の4日間は,はじめに,一般社団法人 日本食品機械工業会事業部の方から食品機器設計上の安全に関する講義,続いて通山客員教授と渡辺特任教授,藤倉 雄司人材育成マネージャーによるHACCPシステム構築実習を行いました。この実習はメンバーが様々な議論を行うグループワーク方式で進め,最終的にHACCPプランを完成させました。
受講者からは,「ずっとやってみたかったHACCP構築が実践できて,非常に興味深く,勉強になった。」との声が寄せられました。
受講修了者にはHACCPシステム構築技能の取得に対し,修了証(HACCPシステム構築4日間研修修了証)を交付しました。