10月19日(金)に地域連携推進センターにおいて,十勝管内の食品加工製造企業・団体に勤務している方を対象に「前提条件プログラム研修」を開催し,8名の受講者がありました。
前提条件プログラムとはHACCPシステムの基盤となる衛生管理プログラムのことで,施設,機械,器具の洗浄・殺菌,作業者の手洗い,健康管理等に関する手順等です。
まずは座学で,外部講師の赤谷 淳一氏(ロイドレジスタークオリティアシュアランスリミテッド(LRQA)審査員)より,前提条件プログラムの重要性や科学的な根拠を得る方法を紹介しました。
次に,外部講師の内山田 雄介氏(LRQA主任審査員)の指導の下,受講者が持参した温度計等を用いて校正を行う実習や,器具・手洗いの洗浄効果確認等の実習を行いました。
受講者からは,「具体例が多く,実践があり,大変理解しやすかった。目標としているHACCP認証取得に一歩近づいた。」との感想が寄せられました。