研究シーズ

  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

別名「牛の水虫」呼ばれる趾皮膚炎のコントロールを考える

キーワード
蹄病趾皮膚炎生産獣医療
研究者名 髙橋 英二 教授
所属

研究域獣医学研究部門/臨床獣医学分野/産業動物獣医療学系

動物医療センター/産業動物診療科

獣医学教育国際認証推進室/スタッフ

専門分野 生産動物外科学牛病学
メールアドレス

研究内容の特徴

趾皮膚炎(digital dermatitis=DD)は現在全国的に大流行がみられる感染性の蹄病であり、一度発症すると根治が難しいことから別名「牛の水虫」とも呼ばれています。私達はこの病気の原因を明らかにすること、抗生物質に頼らない治療法を確立すること、効果的な予防法を開発することを目標に牛の足と日々格闘しています。

技術アピール・マッチングニーズ

  1. Treponema 属菌がDD病変形成にどのように関与しているかを明らかにする。
  2. 抗生物質以外でDD治療に有効な薬剤を開発する。
  3. 硫酸銅以外でDD予防に有効なフットバス資材を開発する。
  4. 牛群に対する効果的なDDコントロール法を確立する。

参考資料等

典型的なDD病変
DD病変に高率にみられるらせん菌 (Treponema 属)
牛の足と日々格闘!
生菌を主体としたフットバス資材の応用