9月10日(火)に産学官金連携交流会「大人のオープンキャンパス」を開催しました。
本交流会は、本学が地域に対してできることを発信するとともに、地域を支える様々な業種の方との交流の場をつくることを目的としています。2回目となる今回は、農畜産業や製造業、行政・金融機関など学内外から138名の方が参加しました。
第一部の講演会では大講義室において、北海道大学大学院水産科学研究院の宮下和夫教授を招き「マリンとアグリをつなぐ産学連携」と題して海藻などの水産資源の利用について特別講演を行いました。
続いて、本学若手教員の研究紹介として、本学グローバルアグロメディシン研究センター・木下林太郎助教が十勝型スマート農業について、同センター・福間直希助教が機能性家畜飼料素材について、農業や地域産業と連携した研究成果を紹介しました。
また、企業と本学教員の共同研究成果に関する講演では、生命・食品科学研究部門・口田圭吾教授の研究成果をもとにした畜大発ベンチャーである株式会社MIJ laboから、同社・鹿野様より、肉質画像解析技術について、また、同部門・大和田琢二教授と日本プラスト株式会社の共同研究成果として、同社・遠藤様よりウレタン分解技術についての紹介が行われました。
第二部では、産学連携センターにおいて、情報交換会を開催しました。情報交換会では「畜大屋台」と題し、共同研究を行っている企業や教員より日本酒やワイン、おからケーキ、熟成肉、生ハム、ゴーダチーズ、ASADO(パラグアイ風焼肉)が提供されました。「Beer Meeting」では教員が研究シーズ等を紹介し、活発な情報交換が行われ、盛況のうちに閉会しました。