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本学大学院生にHACCPシステム関連研修を実施

8月26日(月)から8月29日(木)、9月24日(火)から9月27日(金)までの8日間、本学産学連携センターにおいて大学院生9名に対して集中講義形式によるHACCPシステム関連研修を開催しました。

前半の4日間は、通山志保客員教授(渡島保健所技術主幹)から、HACCPシステム構築に必要な微生物の知識と食品表示法に関する講義および食品関連法規について講義をして頂きました。また、渡辺信吾特任教授からは食品加工・製造設備や機械の保守管理等について実際の機器を使用して、他ではなかなか聞くことの出来ない実務経験に基づく講義をして頂きました。

後半の4日間は、通山客員教授と渡辺特任教授によるHACCPシステム構築演習が行われました。この演習はメンバーが様々な議論を行うグループワーク方式で進められ、最終的にHACCPプランを完成させました。

受講者からは、「実際の現場ではHACCPがどのように運用されているのか、どんな問題が起こっているのかといった内容を学べて大変勉強になりました。」との声が寄せられました。

受講修了者にはHACCPシステム構築技能の取得に対し,修了証(HACCPシステム構築4日間研修修了証)が大学より交付されました。

 

渡辺特任教授によるHACCPシステム構築の解説の様子
グループワークによるHACCPシステム構築演習の様子(通山客員教授:右手前)