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令和年度 馬診療技術研修会を開催しました

8月22日(金)~25日(月)の4日間,帯広畜産大学において「令和7年度 馬診療技術研修会」を開催しました。
本研修は公益社団法人 日本馬事協会との共催により,馬診療を行う獣医師の臨床技術向上を目的としており,寄生虫管理から急性腹症(疝痛),蹄病,繁殖・妊娠鑑定,歯科分野まで幅広い内容の研修を実施しました。
北海道内の農業共済組合の獣医師の方々をはじめ,北海道外からの参加もあり,合わせて18名の方が受講されました。

受講者の感想・意見の一部を紹介します。

・重種馬が多くない地域なのでどんなことも貴重な経験になりました。
・現場で普段修得したいと思ってもなかなか出来ていなかった腹部エコーや歯科の授業を受けることが
 でき,大変勉強になりました。実習で色々やらせてもらえたので,すぐ現場での仕事に活かせそうです。
・北海道内で仕事をしていて,気になることが網羅されていました。質問の時間もたくさん設けて頂けて,
 重種についての理解も深まりました。
・短い期間でしたが,貴重で濃密な時間を過ごすことができました。丁寧な研修を受けられたことはもちろ
 ん,研修に参加された獣医師のみなさんとの意見交換ができたことも大きな収穫でした。

座学講義の様子

骨格標本を使い電動歯鑢(はやすり)の使用法を説明

直腸検査・超音波検査の実習

胃カテーテルチューブの説明