令和3年度 帯広畜産大学 地域共創ファンド

募集趣旨

小樽商科大学,帯広畜産大学及び北見工業大学は経営統合により,商農工に関する各大学の強みを結集させ,北海道経済・産業の発展に寄与する北海道国立大学機構オープンイノベーション・センターの発足を予定しています。

上記に先駆けて,帯広畜産大学では令和3年4月より研究成果の社会実装を目指して産学連携の好循環を生み出すべく企業等集積プラットフォームをスタートしました。

本プラットフォームは企業等の「大学の研究活動をもっと知りたい」といったご意見に応えて,研究者の活動や情報を積極的に発信すると同時に,ミニ交流会や教育セミナーなどの開催を通して,気軽に大学と相談・連携できる接点づくりを目指しています。

本事業は,上記プラットフォーム活性化策の一環として,プラットフォーム参画機関と本学の連携による研究開発コンソーシアムの構築や,共同研究を推進する資金支援を行う事を目的に「帯広畜産大学地域共創ファンド」として構築したものです。

これにより,北海道の産業振興や道内企業等が抱える具体的な課題を大学が共同で解決する取組み,人材育成等を活性化させる事を目的とするものです。

募集内容

北海道経済・産業の発展,引いては国際社会の繁栄に貢献し,実学の拠点として知の社会実装を推進するため,大学と企業等との連携を加速させる以下の内容について公募いたします。

A)研究コンソーシアム形成支援型(最大30万円/年度×1~2件)
  新たな研究開発を行うための仲間を集め,コンソーシアムを構築するための資金

B)共同研究加速型(最大80万円/年度×1~2件)
  企業等との共同研究を加速させるための資金(※)

※自社にないICTを活用して課題解決に取り組みたい地域企業があれば,特別枠としてICT企業との連携を本学URAが調整いたしますのでお問い合わせください(ICT共同研究加速型・特別枠)。

申請資格者

帯広畜産大学に所属する教員と企業等集積プラットフォーム入会している企業等との連名とします。特に小樽商科大学や北見工業大学との協同による提案,若手研究者や女性研究者が参画する提案を歓迎します。

また,B)においては,これまで企業と連名で競争的資金応募経験があり採択されなかったが,データを加えれば来年度の採択が期待されるものを優遇します。

※まだ「企業等集積プラットフォーム」への入会が済んでいない場合は,こちらからお申し込みください。

公募要項

締切

令和3年8月31日(火)17時必着

  ※ 採択課題は,採択決定後,研究課題名および研究代表者名を本ページにて公表します。

採択結果

様式のダウンロード

手続きの流れ

  1. 事前相談
    本事業への申請を検討している具体的な課題について,事前に帯広畜産大学産学連携センターに連絡し,面談を行ってください。
  2. 申請
    「共同研究申請書(様式1-1)」を帯広畜産大学産学連携センターにメールにて提出してください。
    ※申請に際しては,必ず公募要項を確認してください。申請書には,上記面談によるURA等の見解を記載してください。
  3. 審査・採択
    審査は,帯広畜産大学産学連携センター長が行い,提出期限より2週間を目途に申請者へ結果を通知します。
  4. 共同研究契約の締結・共同研究の開始
    採択された場合は,資金が申請者である大学教員に研究費として配分されます。研究の実施にあたり共同研究先の大学や企業等への資金配分が必要な場合は,本学を含めた研究実施機関の間で締結する共同研究契約書に基づき,各機関に所用の経費を配分します。
  5. 研究成果の報告
    共同研究代表者は,研究終了後60日以内に「共同研究報告書(様式1ー2)」を帯広畜産大学産学連携センターまで提出してください。報告会等での成果発表については,別途依頼いたします。

事前相談/申請書提出・お問い合わせ先

帯広畜産大学 産学連携センター

産学連携推進室(担当:東・高橋)

Email : crcenter@obihiro.ac.jp

TEL : 0155-49-5771