10月24日(火)にとかちプラザにおいて、「スクラム十勝シンポジウム2023」を開催しました。
帯広市教育委員会、フードバレーとかち推進協議会の共催と、「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会の後援を受け、142名(会場77名とオンライン65名)の皆様に、ご参加いただきました。
今回のシンポジウムでは「食料安全保障の強化に向けて」をテーマとして、スクラム十勝を構成する6機関において現在取り組んでいる食料安全保障に関連する研究課題やこれから実施を予定している取り組みなどを紹介しました。
講演者と参加者の活発な質疑応答が行われ、盛会のうちに終了いたしました。
プログラム
開会挨拶 帯広畜産大学 学長 長澤秀行
- 「生産資材価格の高騰と自給飼料の活用」
帯広畜産大学環境農学研究部門 准教授 三宅俊輔 - 「北農研の小麦育種研究の現状と食料安定供給への取り組み」
農研機構北海道農業研究センター 寒地畑作研究領域 主任研究員 寺沢洋平 - 「飼料増産に向けた技術展望」
道総研畜産試験場 畜産研究部飼料生産技術グループ 研究主幹 林 拓 - 「子実トウモロコシ生産と簡易なTMR調整体系の提示について」
家畜改良センター十勝牧場 業務第一課 調査役 寺戸貴裕 - 「十勝産エゾシカ肉における加工品質に関する研究」
とかち財団 ものづくり支援部食品技術グループ 研究主査 水谷香子 - 「畑作物に対する施肥の実態と肥料価格高騰を考慮した適正施肥に向けた取り組み」
道総研十勝農業試験場 研究部生産技術グループ 主査(栽培環境) 石倉 究
質疑応答・意見交換
閉会挨拶 家畜改良センター十勝牧場 場長 関 将弘
※今回のイベントの概要はこちら