11月11~12日にアクセスサッポロ(札幌市)にて開催された北海道最大級のビジネスマッチングイベント「第35回ビジネスEXPO」に出展しました。
今年は,昨年に引き続き感染症対策を講じたうえで会場およびWeb視聴両面での開催となり,2日間でのべ28,239名の方が参加されました。
今回は,令和4年度に小樽商科大学,帯広畜産大学,北見工業大学が経営統合し,北海道国立大学機構が発足することを受け,「北海道国立大学機構の商農工連携による北海道の課題解決に向けて」をテーマに,三大学で共同出展しました。三大学の産学連携部門が連携して運営予定の「ACEオープンイノベーションセンター」構想の概要や,先行して重点的に取り組みを進めているスマート農畜産業,観光,防災プロジェクトについて紹介を行いました。
また,本学の最近の産学連携活動として,企業等地域の皆様のニーズを効果的に収集しそれに合わせたセミナー企画や共同研究を打ち出すなど連携をより強化するために構築した企業等集積プラットフォームについても紹介しました。企業ニーズに合わせた企画を検討するために,三大学合同で企業向けのニーズ調査を実施しました。
来場者は,ICTを活用したスマート農畜産業やSDGsに係る取組みについて共同研究の相談など高い興味を持っていただきました。また,観光や防災に関わるプロジェクトについても三大学の教員が協力して紹介することで,三大学経営統合により促進される農・商・工分野融合による取り組みを知っていただく貴重な機会となりました。