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「HACCPシステム構築3日間研修」を開催

9月9日(月)から11日(水)までの3日間,産学連携センター及び製パン実験施設であるとかち夢パン工房において,「HACCPシステム構築3日間研修」を開催しました。

食品安全マネジメントシステム推進事業では,十勝・北海道地区の食品製造企業を対象に「HACCPシステム構築専門家」,「構築したHACCPシステムを円滑に運用できる人材」,「食品製造業界で急速に普及しているISO22000やFSC22000等の国際標準の食品安全マネジメントシステムを構築・運営ができる人材」の育成を目的として活動しており,その活動の一つである本研修には,十勝管内食品加工・製造企業や酪農業の方など13名が参加しました。

1日目は,座学による危害要因の解説,2日目は,北海道HACCPの評価を受けたパン工房の製造工程において装置や作業手順を見ながら,工程内に潜む危害を見つけ出す演習を行い,グループ作業で危害要因を分析するとともにHACCPプランを作成しました。3日目は,前提条件プログラムの解説,温度計の校正,参加者が持参した器具や手洗いの洗浄効果確認等の演習を行いました。

 

危害要因について解説する渡辺信吾特任教授
パン工房での危害要因抽出演習