事業趣旨
少子高齢化・人口減少が進行する中、将来に向け活力ある社会をつくるため、若い世代を地方に呼び込み、社会の担い手として育成するとともに、新たな発想と行動力を地域の活性化につなげていくことが重要であり、地方の高等教育機関に大きな役割が期待されています。
「学生と地域がつながるまちづくり支援事業」は、帯広畜産大学と帯広市が協力し、関係機関と連携しながら、学生が十勝について学び、関心を高める実学教育・キャリア教育の充実や、学生による自主的なまちづくり活動の支援に取り組み、在学中から卒業後までを見据えた学生と地域とのつながりを強化することを目的として実施するものです。
公募概要
帯広畜産大学は、農業関連企業・団体等との豊富な共同研究実績を有しており、今後、地方創生のために地元企業との共同研究を一層強化して、地域の産業競争力強化に貢献していく必要があります。
本事業においては、学生が教員の指導のもとで練り上げた共同研究を、十勝の企業と共に実施することで、学生と地元企業の相互理解を深化させ、地域とのつながりを強化するとともに、学生の企画力・構成力を向上させることを目的としています。さらに、地元企業との共同研究を通じて研究開発への知見を深め、研究成果の実用化、マーケティング等の事業活動に参画することにより、社会で活躍できる優秀な人材の育成と地域産業の活性化を目指します。
採択件数
5件程度(1件当たり上限40万円)
研究期間
共同研究契約締結日~令和7年2月28日
*研究開始日は「採択日」ではないのでご注意ください。
申請資格者
本学教員の指導の下、十勝管内の企業・団体等との共同研究を実施できる学部生または大学院生
- 研究代表者は指導教員となります。複数名の学生による申請も可能です。
- 原則、研究室に所属している学生を対象にしていますが、未所属の学生が参画する場合は、別途ご相談ください。
- 実施したいアイデアはあるものの、共同研究の実施先が決まっていない場合は、5月20日ごろまでに産学連携センターにご相談ください。実施可能な企業や団体がないか調整を試みます。不調に終わる場合はご容赦ください。
- 事業終了後(令和7年3月中旬予定)に共同研究に参画した学生による報告会に参加できる方。
公募要項
公募期間
令和6年5月13(月)~令和6年5月31日(金)
様式のダウンロード
手続きの流れ
- 秘密保持同意書の提出
本共同研究を申請する学生は学生の秘密保持同意書(様式1)を研究代表者(教員)に提出してください。
相手方企業との協議および申請
十勝管内にある共同研究先の企業と研究内容を協議のうえ、以下3点を産学連携センターに提出してください。
*申請に際しては、必ず公募要項をご確認ください。 - 審査・採択
産学連携センターで審査を実施し、採択課題決定後、6月末までに申請者に審査結果を通知します。 - 共同研究契約の締結・共同研究の開始
採択された場合、本学と相手方企業との間で共同研究契約を締結し、共同研究を開始します。 - 研究成果の報告
研究期間が終了する令和7年2月28日までに実施報告書(様式4)を作成し、産学連携センターまで提出してください。また、3月中旬までに学内において共同研究を実施した学生による研究成果報告会を開催します。
お問い合わせ先・提出先
帯広畜産大学 産学連携センター(担当:高橋)
Email : crcenter@obihiro.ac.jp
TEL : 0155-49-5771