フードバレーとかち人材育成事業の取組の一環として1月29日(水)~31日(金)の3日間,食品安全管理コース「食品有害微生物講習(初級)」を開催しました。
本講習は,食品関係業務従事者が知っておくべき食品衛生の基礎知識について,講義及び実習を通じて学ぶことを目的としています。本学では「食品有害微生物検査士」という独自の認定資格があり,講習最終日の認定試験に合格すると初級の認定証が交付されます。
当日は,本学獣医学研究部門 佐々木貴正教授を講師に,7名が受講しました。
参加した受講生は,食中毒菌の特徴や,手洗いの正しい方法をはじめとする食品衛生管理の基本を学ぶとともに,食品の汚染度を評価する最も基礎的な指標である生菌数や大腸菌群の検査法等について,実習を通じて理解を深めました。
最終日には食品有害微生物検査士の認定試験を実施し,7名全員が合格しました。
3日間の講習を終えた受講生からは,「座学だけではなく,実務的な部分を体験できたので有用であった。」,「職場で活用できる学びが多くあり,色々な視点で学ぶことができた。」といった感想が寄せられました。
実験室での実習の様子