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フードバレーとかち人材育成事業 特別講習「ビジネスシーンでのRESAS活用」を開催しました

フードバレーとかち人材育成事業の取組の一環として2月7日(金)にビジネスシーンでのRESASの活用を開催しました。

本セミナーは,RESAS(地域経済分析システム)の活用を学び,地域の現状・実態を把握することで,データを活用した事業戦略作成の考え方を習得することを目的に開催したものです。令和4年度から開催しており,昨年度に引き続き本学で実施する「農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム」の受講者も参加し,16名が受講しました。講師は経済産業省 北海道経済産業局 経済企画部 企画調査課 総括係長 山本一樹氏にご担当いただきました。

はじめに,RESASが生まれた背景,特徴,活用のメリット,活用状況等の概要について説明があり,RESASを操作して,帯広市の人口推移グラフ・市内の目的地分析・流動人口メッシュを調べました。次にRESASの演習を通じて,基本的機能や操作方法の理解と習得に努め,RESASを使った活用事例として,データ分析に基づく事業計画の立案や,補助金の申請等の効果的な作成方法についてご説明いただきました。

おわりに,山本総括係長から「RESASは全体の傾向や構造を掴むために使うには有効だが,得られる情報には限りがある。RESASだけでデータ分析を完結させるのは難しい点を理解した上で使用していただきたい。RESASにはデータ分析の入口として十二分に機能する内容が詰まっているので,使用したことがない方はぜひ活用して欲しい。」とのお話があり,講習が終了しました。


講師の山本一樹氏


講習の様子