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ウィスコンシン大学植物病理学科よりオーレリーラコトノラファラ先生が来学

ウィスコンシン大学植物病理学科よりオーレリー・ラコトノラファラ先生を招へいし,バレイショの植物ウイルスに関する共同研究を実施しました。

一昨年度よりウイスコンシン大学マディソン校・植物病理学科のラコトンドラファラ先生と,バレイショの植物ウイルス検出技術や,アブラムシによるバレイショへのウイルス病伝搬の低減に関する共同研究を進めています。今回の招聘中に先生が確立した植物ウイルスの等温遺伝子増幅法の最適化を行い,フィールドで実践可能な技術へと昇華させることを目指しております。また,バレイショの植物ウイルスを媒介するアブラムシの行動を制御することで,植物ウイルス伝搬を抑制する研究も進めており,植物病理学と応用昆虫学の学際的共同研究も展開しております。さらに,本学滞在中に学部3年生・大学院生1年生に対する特別講義を実施し,本場アメリカのアクティブラーニングをふんだんに取り入れた講義を学生に体験してもらいました。

文責: 相内 大吾

オーレリー先生3度目の来日
学部3年生対象の特別講義風景