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ウィスコンシン大学 マーレイクレイトン教授による統計学ショートコースを開催

ウィスコンシン大学マディソン校 College of Letters & Science統計学科のマーレイ・クレイトン教授を11月19日から12月2日までお招きしました。

クレイトン教授は,植物生理学や生態学等様々な研究分野の研究者と共同研究を行う中で,それぞれの目的やデータに適した,わかりやすい統計手法の提案・開発をされています。

4回目となる今回の来学では,グローバルアグロメディシン研究センター所属の大学院生を対象に,5日間の「統計学ショートコース2019」を実施いただき,26名が参加しました。統計学は理学研究において客観性を確保するために無くてはならない存在であり,このコースは統計学をとおして,ツールとしての統計学の基本的な概念とデザインに係る注意点をユーザーがどのように理解していくべきかを目的として実施されました。講義は対話形式で行われ,参加学生は積極的に発言していました。また,統計ソフトRを使った実習も行われ,大変活気のあるコースとなりました。参加学生たちからは,はやくも「ショートコース2」実施の要望がありました。

 
クレイトン先生
参加者と記念撮影