募集趣旨
帯広畜産大学では、研究成果の円滑な社会実装を目指し、令和3年3月より企業等集積プラット
フォーム を立ち上げました。同プラットフォームでは、大学の研究活動をより深く知って
いただくための情報発信のほか、ミニ交流会や教育セミナー等の開催を通して、大学へ相談し
やすい環境づくりや大学と企業等との連携を促す取組みを行っています。
今回公募する帯広畜産大学地域共創ファンドは、北海道の産業振興、道内企業等の課題解決や
人材育成等のため、プラットフォーム参画機関と大学との連携による研究開発コンソーシアム
の構築や、共同研究の推進について支援するものです。
募集要領
(1)募集内容
大学と企業等が連携し、北海道の地域課題解決や経済および産業発展に貢献し得る共同研究
課題や研究成果の社会実装を加速させる取組みについて資金の支援を行います。
共同研究加速型:最大 60 万円/件
企業等集積プラットフォームに入会している企業等との共同研究や地方大学・地域産業
創生交付金で実施している研究課題を加速させるための資金
(2)採択件数
1件
(3)申請資格者
帯広畜産大学に所属する教員を研究代表者(以下「申請者」という。)とし、企業等集積プラ
ットフォーム入会している企業等(※)との連名とします。特に、小樽商科大学および北見工
業大学の研究者が参画する応募を歓迎します。
これまで企業と連名で競争的資金に応募したが不採択となった課題で、データを追加すれば
来年度の採択が期待されるものを優先的に採択します。
※まだ「企業等集積プラットフォーム」への入会が済んでいない場合は、HPよりお申し込みください。
(4)申請対象経費
消耗品費、分析費、旅費、備品費(複数項目の合算による備品購入も可。ただし、他の外部
資金との合算は不可。)等。
ただし、この取組みは企業との連携による研究開発活動の支援を目的としているため、学会参
加費等の学術的活動に係る経費は支援対象外です。経費の使途と研究内容との関連を明確にした
うえで計画を立て、「帯広畜産大学地域共創ファンド申請書(様式1)」に明記してください。
※なお、研究期間終了時に研究費の残額があった場合は、残額分を返還いただきますので
計画的な執行をお願いいたします。
(5)研究分担者
帯広畜産大学の所属教員に限らず、他大学の教員、公的研究機関や民間企業の研究員等(企
業等集積プラットフォームに入会している者に限る)についても、研究分担者として研究に
参加することが可能です。
(6)研究期間
共同研究契約締結日 から 令和8年5月31日
(7)申請方法
1.事前相談
本事業への申請を検討している具体的な課題について、事前に帯広畜産大学産学連携セン
ター「(16)応募先及びお問合せ先」へメールで連絡し、面談を行ってください。
2.申請
帯広畜産大学地域共創ファンド申請書(様式1)を帯広畜産大学産学連携センターにメー
ルにて提出してください。
※申請書には、上記面談による URA 等の見解を記載してください。
申請様式については、下記よりダウンロードしてください。
帯広畜産大学地域共創ファンド申請書(様式1)(Word)
※採択決定後、採択課題の研究課題名および研究代表者名を上記ページにて公表します。
(8)申請書提出期限
令和7年11月21日(金)必着
(9)審 査
審査は帯広畜産大学産学連携センター長が行い、概ね3週間を目途に申請者へ審査結果を
通知します。
なお、応募内容に応じて、必要により産学連携センター教員による個別のヒアリングを行う
場合があります。また、審査の結果、採択額が申請額よりも減額となる場合があります。
【評価の観点】
下記の観点で申請課題の審査を行います。
共同研究加速型
1. 技術シーズの新規性・優位性
2. 企業連携の促進性
3. 北海道の地域課題解決や経済の発展への貢献
4. 研究開発の目標及び計画
(10)共同研究の開始
採択された場合、本学を含めた研究実施機関の間で共同研究契約を締結し共同研究を開始
します。本ファンドによる支援資金は申請者である大学教員に研究費として配分されます。
研究の実施にあたり共同研究先の大学や企業等への資金配分が必要な場合は、共同研究契約
書に基づき、各機関に所用の経費を配分します。
(11)間接経費
限られた財源のなかで、取組みを最大限活性化させるという観点から、公募の申請にあた
っては、研究に必要な直接的経費のみ計上できることとし、本共同研究において他機関への
資金の配分が必要な場合、本研究に係る間接的経費は、研究を実施する各々の機関において
負担していただくこととします。各機関においては本趣旨をご理解の上、ご協力をお願いし
ます。
(12)研究成果報告
申請者は、研究終了後 60 日以内に「帯広畜産大学地域共創ファンド報告書(様式2)」
を、「応募先及びお問合せ先」へメールにて提出してください。また、研究成果の公開およ
び共有を目的とした報告会を開催し、研究代表者に成果を発表していただきます。詳細につ
いては別途お知らせいたします。
(13)本研究による成果の発表
本共同研究による成果を発表する場合は、必ず本共同研究による旨を明記してください。
【和文】
帯広畜産大学産学連携センター 地域共創ファンド(2025-#)
【英文】
Regional co-creation fund(2025-#)Center for Industry-University Collaboration,
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
(注) #には採択通知による課題番号を記入してください。
(14)知的財産の取扱いについて
本共同研究の実施により生じた知的財産権の取扱いは、帯広畜産大学知的財産ポリシー
に準じた取扱いをいたします。
(15)個人情報の取り扱いと秘密保持
申請に関連して提供いただいた個人情報については、個人情報の保護に関する法律(平成
15年法律第57号)及び関係法令を遵守し、帯広畜産大学地域共創ファンド活動の目的に
のみ利用します。ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます。
また、提供いただいた全ての情報は、帯広畜産大学内で適切に管理し、申請者の同意なく
第三者に提供することはありません。ただし、本年より地域金融機関(北海道銀行、帯広信
用金庫、北洋銀行)より本ファンドの趣旨にご賛同いただき寄附をいただくことでファンド
の強化を行ったことに伴い、申請情報および終了後の報告書については、ご寄附いただいた
金融機関と共有します。これは、有望課題について早い段階で金融機関から投資を得られる
ようにするためです。また、今回申請いただいた研究課題等については、小樽商科大学、北
見工業大学と連携したオープンイノベーションを推進していくうえで随時検討の材料とさせ
ていただきます。この場合、申請者へ質問させていただくこと等があります。
(16)応募先及びお問合せ先
北海道国立大学機構帯広畜産大学 産学連携センター(担当:東・髙橋)
電話:0155-49-5540/5771
メール:crcenter@obihiro.ac.jp
※様式のダウンロード
● 令和7年度 帯広畜産大学地域共創ファンド公募要項 (pdf)
● 帯広畜産大学地域共創ファンド申請書(様式1)(Word)
● 帯広畜産大学地域共創ファンド報告書(様式2)(Word)