10月14日(水)に、第12回 帯広畜産大学 産学官金連携交流会miniを開催しました。
今回は、北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク(HSFC)との共催により、大学発スタートアップを立ち上げた教員や支援の専門家を講師に招き、実体験や事例を通した取組みが紹介され、会場・オンラインの皆さまにご参加いただきました。

研究者によるマインドセット講演①
株式会社SACMOTs 取締役CTO /九州大学大学院農学研究院 教授 石橋 勇志

九州大学での研究成果を活用し、農薬使用量の削減と作物の生産性向上を目指すスタートアップを設立した経験を紹介いただきました。研究成果の事業化には、社会課題や顧客ニーズを起点とした発想への転換に加え、卒業生のネットワークを活用した経営人材の確保、知財戦略、信頼できるパートナーとの連携が重要であることをお話しいただきました。
研究者によるマインドセット講演②
株式会社Pasture Japan 取締役CTO/帯広畜産大学環境農学研究部門 准教授 川村 健介

帯広畜産大学での衛星・ドローン・AIを活用した草地診断技術の研究を基に、大学発スタートアップを設立した経緯を紹介いただきました。研究成果を現場に届けるための事業化支援や経営人材との連携に加え、起業によって得られた新たな研究課題や、技術を実際に利用してもらうことの難しさなど、起業の意義と課題についてお話しいただきました。
専門家によるインプット
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ 副代表理事 尾﨑 典明

研究開発型スタートアップの意義や国の支援制度、資金調達の仕組みについて紹介いただきました。起業は研究成果を社会実装するための選択肢の一つであり、事業化には社会課題や顧客ニーズの把握、競争優位性の確保が重要であることに加え、仮説検証を繰り返しながら事業を成長させることの重要性についてお話しいただきました。
トークセッション
トークセッションでは、大学発スタートアップの起業経験を基に、研究成果の事業化や経営人材の確保、起業支援制度の活用について意見が交わされました。特に、信頼できる経営パートナーの選定や、支援プログラムの見極め方、研究者と経営者の役割分担について議論が深められました。また、事業計画の策定や人材育成、北海道を起点とした海外市場への展開など、企業関係者にとっても関心の高いテーマについて、具体的な経験を交えた意見交換が行われました。
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