6月19日(火)に帯広民主商工会婦人部の方々が本学を訪れ,大学の製パン研究について見学しました。
はじめに山内 宏昭教授(生命・食料科学研究部門)によるミニ講義を行った後,本学の製パン実験施設を案内しました。
ミニ講義では,株式会社満寿屋商店と本学との共同研究により開発された商品に焦点をあて,パンの製法に関する研究内容や,試行錯誤した実験例,材料のこだわり等について説明がありました。参加者は真剣な様子で受講しながらも時折笑顔になる場面がある等,終始和やかな雰囲気の中で講義が行われました。
その後,製パン実験施設である「とかち夢パン工房」の見学を行いました。この施設は,2012年に敷島製パン株式会社との包括連携協定に基づき整備されたものです。参加者は,山内教授から製パン機器や検査機器についての説明を受け,普段あまり見る機会のない大学内のパン工房に関心をもった様子でした。
今回の大学見学を通して,本学と地元企業の関わりに理解を深めてもらうとともに,本学が地域住民の生活にどのように関わっているかを知ってもらう機会となりました。