3月4日から3日間、コーネル大学獣医学部よりDwight Bowman教授他3名が本学グローバルアグロメディシン研究センターを訪れ、特別セミナーと寄生虫学分野における共同研究打ち合わせを実施しました。
今回招聘した教員は寄生虫学が専門であり、特別セミナーおよび兼任教授としてグローバルアグロメディシン研究センターに所属する原虫病研究センター教員との研究打ち合わせを通じてコーネル大学と帯広畜産大学との寄生虫学分野における共同研究を推進すべく、短期間の滞在ではありましたが、施設見学・特別セミナー・研究紹介セミナーと精力的に活動されました。
特別セミナーでは、コーネル大学検査診断センター寄生虫学部門における検査体制及び検査実例をVirapin博士からご紹介いただき、Bowman教授よりアメリカにおける寄生虫学・獣医寄生虫学の歴史・研究体制・現状をご紹介いただきました。さらに、若手教員・スタッフの研究紹介とコーネル大学からの招聘者の研究紹介セミナーでは濃密な質疑応答が行われ、双方の研究内容に対する理解が深まりました。また、センター教員との個別研究打ち合わせでは、原虫病研究センターの保有する診断系や研究資源を用いた共同研究の展開について話し合いが行われました。
今回の招聘を通じて共同研究の端緒がつかめたことから、今後の共同研究の発展が期待されます。
