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平成30年度グローバルアグロメディシン研究センター活動成果報告会を開催

4月2日(火)に,平成30年度グローバルアグロメディシン研究センター活動・成果報告会を開催しました。

グローバルアグロメディシン研究センターでは,本学及び海外の大学の研究者が結集して獣医・農畜産融合の国際共同研究を推進し,食と動物に係る世界の諸課題の解決に貢献することを目的として,米国コーネル大学及び米国ウィスコンシン大学から研究者グループを招聘し,共同研究を展開しています。この報告会は,この1年間の研究活動や成果を報告するために開催しているもので,今回が4回目の開催となります。

古林獣医学研究部門長,宮本農畜産学研究部門長による活動報告及び2019年度活動計画の説明に続き,獣医学研究部門の4教員はコーネル大学と,農畜産学研究部門の5教員はウィスコンシン大学との共同研究や学生派遣,研究者招聘について,それぞれ報告を行いました。さらに,木下助教から,平成30年8月に帯広で実施したウィスコンシン大学との合同サマープログラムについて,参加者から寄せられた声を中心に報告を行いました。

センターでは引き続き,両大学との国際共同研究や研究者・学生交流を加速させることとしています。

報告者及び報告内容は以下のとおりです。

  • 獣医学研究部門
    渡邉謙一助教「自然発生疾患に対する研究経過と今後の展望」
    菅沼啓輔助教「原虫病研究センターとコーネル大学寄生虫学関係者との共同研究に向けた展開」
    南保泰雄教授「共同研究による北海道和種馬を用いた受精卵移植成功に関する研究」
    山岸則夫教授「新生子牛の血清オステオプロテゲリン濃度に関する研究」
  • 農畜産学研究部門
    相内大吾助教「作物保護から見たカルシウムの機能―害虫耐性とウイルス抵抗性―」
    春日純助教「北海道の醸造用ブドウ栽培についての新たな共同研究プロジェクト」
    福田健二准教授「健康的でおいしい食品の開発を目指して」
    後藤達彦助教「家畜の生産性向上を目指した機能遺伝子の網羅的解析~遺伝学・生殖科学からのアプローチ」
    福間直希助教「家畜の生産性向上を目指した機能遺伝子の網羅的解析~栄養学・微生物学からのアプローチ」
成果を報告する菅沼助教
成果を報告する福間助教