グローバルアグロメディシン研究センター農畜産学研究部門より、窪田さと子准教授、三上奈々准教授が10月20~25日の期間、ウィスコンシン大学マディソン校を訪問し、同大学の研究者との研究内容のディスカッションや研究施設の見学を行いました。

今回の派遣では、共同研究の可能性を探るため、現状の研究課題及び研究助成金の申請に関する情報交換を行いました。食品分野では、三上准教授がドライ熟成肉の研究についてディスカッションを行い、官能評価パネルの考え方や新たな研究視点を得るなどしました。経済分野では、窪田准教授がエシカル商品に対する消費者選択行動の国際比較研究について意見を交わし、両国の現状や政策について理解を深めました。両分野とも、共同研究に発展する可能性は高いと考えられ、引き続き情報・意見交換を行っていく予定です。
USDA Meat Plant内の一般向け販売ショップ(左)、 官能評価パネルの例(右)
また、10月21日には、Global Health Field Experienceのトークセッションがあり、UW-Madison側のProgram LeaderであるAurelie先生と一緒に、本校との協同プログラムや短期インターシップについて紹介を行い、日本の文化や農学に興味を持つ学生からの質疑に応じました。帰国後すぐに、参加学生から短期インターシップの問い合わせもあり、また、協同プログラムについてはUW-Madison側に応募希望者が多数いることが共有されており、両大学の交流の深化が一層期待されます。
