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コーネル大学Anatomic Pathology Laboratory派遣 帰国報告

渡邊 謙一先生がコーネル大学Anatomic Pathology Laboratoryより帰国しました。

2度目の派遣となる今回の滞在ではAndrew Miller先生と,褐毛和種牛の封入体病等動物の神経疾患についてディスカッションを行いました。また,新たにウシウイルス性下痢ウイルス(BVDV)関連疾患におけるウイルス抗原の局在と病態発生に関する共同研究を開始しました。これらの疾患の病態発生を少しずつ明らかにすることで,今後臨床獣医療や生産獣医療の現場に還元できる知見を探したいと考えています。研究成果の一部については11月に開催される国際学会にて報告する予定です。

病理学総論についての朝の勉強会の様子。Jeanine Peters-Kennedy 先生(左)。同様の勉強会が週3回ほど開催される。