フードバレーとかち人材育成事業の取組の一環として2月17日(月)にAIとDXセミナーを開催しました。
本セミナーは,AIに関する基礎知識を学び,AIを活用した農畜産分野における課題解決方法を学ぶことを目的として開催したものです。令和2年度から毎年開催しており,昨年度に引き続き本学で実施する「農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム」の受講者も参加し,16名が受講しました。
講師であるNTT東日本 ビジネス開発本部 CXビジネス部 データビジネス共創担当部長で本学の客員教授でもある河添裕介氏から, AIとはどのようなものなのか,農畜産分野でのAI・DXの現状やNTT東日本で取り組んでいるDX事例等を解説いただき,AIの基礎と活用法について学びました。
次にグループに分かれ,牛の分娩予測を事例に,AIの選定と導入に向けたフローについて学び,続いて,架空の畜産農家が抱える課題に対して,AIを導入して解決方法を考えるワークショップを実施しました。ワークショップでは活発な意見交換が展開されました。その後,グループごとに発表を行い,講評をいただきました。
最後に河添担当部長から「全ての参加者に積極的に参加していただきとても良いワークショップになった。セミナーで紹介した課題解決方法には必ずしも正解はないが,今後覚えておくと課題に直面した際に整理ができるのでぜひ参考にして欲しい。」とのお話がありました。
講師の河添裕介氏
ワークショップの様子