8月5日(水),フードバレーとかち人材育成事業の一環として,農業関連セミナー第1弾「環境に負荷をかけにくい農業機械技術の開発について」を開催し,対面とオンライン合わせて24名が受講しました。講師は,本学環境農学研究部門の藤本与助教にご担当いただきました。
セミナーでは,持続的な農業を進めるうえで重要となる環境負荷の低減をテーマに,十勝の大規模畑作を支える農業機械の役割について紹介されました。特に,播種から収穫までの管理作業に着目し,農薬を必要な場所に必要な量だけ正確に散布するための技術として,ロボットトラクタと作業機を組み合わせた無人防除システムの開発について説明されました。
また,農薬の散布分布や散布ムラを可視化する技術の開発,農業用ドローンへの応用に向けた研究についても取り上げられました。
さらに,営農型太陽光発電の圃場を対象に,垂直型太陽光パネルによる風速の変化や農薬のドリフトへの影響を,シミュレーションやセンサネットワークを用いて調べる研究についても紹介されました。これらの研究紹介を通じて,農業機械による環境負荷低減に向けた取り組みへの理解が一層深まりました。

講師の藤本助教

セミナーの様子