ニュース

英国エジンバラ獣医科大学の専門家が本学の獣医学教育を視察評価

1月25日(月),26日(火),英国・エジンバラ獣医科大学のクレア・フィリップス博士(伴侶動物臨床教育,獣医学教育の質保証)とアンディ・フッカー博士(産業動物臨床教育)を招聘し,本学と北海道大学が推進する共同獣医学課程の教育内容を評価していただきました。

帯広畜産大学と北海道大学の共同獣医学課程は,平成32年に欧州獣医学教育確立協会(EAEVE)による獣医学教育認証の取得を目指し,世界トップクラスの獣医学教育有識者の指導・助言に基づき,教育環境やカリキュラムの改善・充実に取り組んでいます。

これまで検討した結果,現在のカリキュラムのうち臨床実務教育の強化のため,ヨーロッパで臨床教育に定評のあるエジンバラ獣医大学から伴侶及び産業動物教育の専門家を招聘して指導・助言を頂きました。エジンバラ獣医科大学はEAEVEだけでなくアメリカ獣医師会(AVMA)によっても認証されている世界的にも高度な獣医学教育を実践する大学の一つです。

今回の訪問評価は,1月21日(木),22日(金)に北海道大学を,1月25日(月),26日(火)に本学を訪問し,教育施設・設備,カリキュラム内容,教育方法等を確認され,高い評価をいただくとともに,いくつかの改善事項を示していただきました。

本学と北海道大学は今回の訪問評価の結果を踏まえ,欧州獣医学教育認証の取得に向けて,今後とも獣医学教育の更なる改善・充実を行います。

フッカー博士,奥田帯広畜産大学長,フィリップス博士(左2番目から)
山口北海道大学総長,フィリップス博士,フッカー博士(左3番目から)