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ヘルシンキ大学獣医学部の専門家が本学の獣医学教育を視察評価

11月7日(月)から9日(水)までの期間,European Coordinating Committee on Veterinary Trainingのメンバーであるヘルシンキ大学獣医学部のアンティ・スクラ学部長と獣医学教育の質保証の専門家であるミリア・ルオホニエミ副学部長を招聘し,本学と北海道大学が推進する共同獣医学課程の教育内容を評価していただきました。

帯広畜産大学と北海道大学の共同獣医学課程は,平成32年に欧州獣医学教育確立協会(EAEVE)による獣医学教育認証の取得を目指し,世界トップクラスの獣医学教育有識者の指導・助言に基づき,教育環境やカリキュラムの改善・充実に取り組んでいます。来年7月に予定されいるEAEVEによる公式事前診断を受診するにあたり,EAEVE認証校であり獣医学教育の質保証に定評のあるヘルシンキ大学獣医学部から専門家を招聘して指導・助言を頂きました。

今回の訪問評価は,11月7日~8日に本学を,11月9日に北海道大学を訪問し,公式事前診断に備えた実践的な審査をして頂き,いくつかの改善事項を示していただきました。本学と北海道大学は今回の訪問評価の結果を踏まえ,欧州獣医学教育認証の取得に向けて,今後とも獣医学教育の更なる改善・充実を行います。

ルオホニエミ副学部長,スクラ学部長,山口北海道大学総長(左2番目から)
奥田帯広畜産大学長,ルオホニエミ副学部長(前)スクラ学部長(後)(左3番目から)