ウィスコンシン大学マディソン校 College of Letters & Science統計学科のマーレイ・クレイトン教授による「Short Course on Statistic 2021基礎編」のオンライン講義を10月18日(月)から10月22日(金)まで開催しました。本コースは2019年に本学にて,対面でご講義いただき,好評を博した「Short Course on Statistic 2019」の待望の第2弾です。
今回も前回と同様に,統計学を応用した効率の良い実験方法を設計するための基礎的な概念の理解と注意点を学ぶことを目的として実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で,来日できないため,本学の講義時間に合わせ,アメリカ時間では,遅い時間からのライブ配信をしていただきました。当初1日2時間,4日間の予定で開催しましたが,クレイトン教授の熱心な指導と受講者の熱意で,連日時間がオーバーするだけでなく,1日延長をしていただき5日間のコースとなりました。
講義は,本場アメリカのアクティブ・ラーニング・スタイルで行われ,受講者は気軽に質問や発言ができ,主体的・対話的で深い学びの機会となりました。コース終了後,クレイトン教授からも学生の反応が良く感激したとのコメントをいただきました。
今回の基礎編には,大学院生10名,学部生2名が参加した他,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,自国にて渡日待機中の新入学の留学生3名の合計15名が受講しました。
なお,基礎編で得られた知識を基に,「Short Course on Statistic 2021応用編」が2022年1月に行われる予定です。